H26.2.24美谷本小学校健康フェスティバルに参加して(第2回学校保健委員会報告から抜粋改変)

H26.2.24校医を努める美谷本小学校の健康フェスティバルに参加する機会を得て、ミニレクチャーをしました。そのレクチャー概要およびそれに関するメッセージがコラムとして保健委員会報告に掲載されましたので、抜粋一部改変してHPにアップ致します。

講話「健康3原則(よく食べる、よく動く、よく眠る)について」  学校医 細合 浩司 先生

・ 心筋梗塞は密やかに進行し(30~40年)、突然破綻する(5~10秒)。

・ 戸田市の健康寿命(65歳に達した県民が自立した生活を送る期間)は、埼玉県の平均より短い。心血管疾患の割合も高く、特に肥満/メタボリックシンドロームと関連が有りそう。

・肥満と色々な疾患との関係性が明らかになってきた。肥満を防ぐこと、治療することによって、心筋梗塞を始め色々な病気を予防できる。

・肥満を防ぐ生活習慣とは?→「よく食べ、よく動き、よく眠る」

「よく食べる」とは?→食材の鮮度・質・バランスを考えてたくさん食べ、ウンチを出す。水分を多くとり、循環させる。「よく動く」とは?→毎日20分以上の持続運動。リラックスしながら。「よく眠る」とは?→毎日6~8時間。子供は10時間。寝つきは5〜30分、中途覚醒無し。

・好きなだけ食べさせたサルよりも、食事制限したサルは老化が抑制され、健康に長生きできた。

・勉強はしてください。命を大切にしてください。健康は当たり前の事だと思わないでください。