院長あいさつ・紹介(H24.11月)
院長あいさつ
はじめまして。院長の細合浩司です。
総合内科医として「何でも診ます。よろづ相談承ります」をモットーに、皆様に安心していただける医療を提供できればと考えています。
専門は動脈硬化で、脂質・糖質代謝から循環器疾患までを主に診てきました。動脈硬化性疾患は生活習慣と強く結びついており、一般に長期経過の後発症します。しかし、血管のコブのような血管壁にできる粥腫と呼ばれる動脈硬化の初期段階でかつ血管が狭窄に至っていない小さな場合であっても、その破綻によって心筋梗塞は発症しますし、その粥腫の存在は全く無自覚であり、心電図や胸壁からのエコーでは中々捉えることができないことが解っています。しかし、その存在は確実に重大疾患の発症リスクを高めていると言えます。
当クリニックでは、家族歴や生活習慣や検査結果、2012動脈硬化学会発リスク評価チャートから、ハイリスクの方には、遺伝子検査(保険外)や頚動脈エコー、CAVI(cardio ankle vascular index)検査(PWVより血圧の影響を受けにくいとされる)、場合によっては院外で実施する心臓CT/MRIをお勧めして粥腫の存在を確かめます。もしこれが有れば、やはりしっかり治療すべきですし、無ければクスリを飲まずに慎重にフォローアップすることも可能であろうと思います。
巷では、ノーベル賞受賞の山中先生のiPS細胞と共にそれを利用した再生医療が脚光を浴びており、無論動脈硬化性疾患の再生医療も期待大ではありますが、我々は、そこ(再生医療)に至るまでに何とか疾患自体の進行や発生を食い止めたいと願っております。
院長 細合 浩司
院長紹介
[プロフィール]
1961年三重県生まれ。医学博士。防衛医科大学校卒業後、防衛医科大学校付属病院に勤務。阪神淡路大震災医療隊派遣、ペンシルバニア大学遺伝子治療部門リサーチフェロー、ホンデュラス国際緊急援助隊派遣を経て、防衛庁陸上幕僚監部衛生部勤務。その後国家公務員共済組合三宿病院、自衛隊中央病院勤務の後、三越厚生事業団三越診療所前副所長。
日本動脈硬化学会評議員、日本内科学会総合内科専門医、日本内科学会指導医、日本糖尿病学会登録医、日本医師会認定産業医 他。一男五女の父。
[専門科目]
糖尿病・脂質代謝、循環器
資格・認定 |
医学博士 日本動脈硬化学会評議員 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会指導医 日本糖尿病学会登録医 日本医師会認定産業医 マンモグラフィー検診精度管理委員会認定読影医 他 |
略歴 |
昭和62年05月 防衛医科大学校付属病院第一内科 勤務 平成06年02月 阪神淡路大震災医療隊 派遣 平成06年12月 ペンシルバニア大学遺伝子治療部門リサーチフェロー 平成10年10月 ホンデュラス国際緊急援助隊 派遣 平成11年08月 防衛庁陸上幕僚監部衛生部 勤務 平成12年10月 国家公務員共済組合三宿病院内科 勤務 平成13年08月 自衛隊中央病院内科 勤務 平成16年09月 三越厚生事業団三越診療所 勤務 平成24年11月 ほそあい内科クリニックを開設 |
趣味 | カラオケ、ヴァイオリン、テニス |
ロゴマークについて
当院のロゴマークは、院長の家紋である「抱き茗荷」に世界糖尿病デー(world diabetes day:11月14日)のロゴであるブルーサークルを合わせて作成しました。
茗荷は、物忘れの妙薬と思われていたり、ミョーガの音が冥加に通じることから神仏の加護や未来の幸福などの縁起が良いという意味を持ち合わせています。その縁起の良い茗荷が手を合わせた様に抱き合い円で囲まれている様で、安心感のシンボルとなるよう考えました。